分かっているけど叱ってしまう。。。

今日は、生徒のお母さんとお話をした事を少しご紹介😌


小学5年生の男の子のお母さんと先日授業後にフィードバックをした時の内容です。

その子は運動系の習い事をしていますが、学校の友達もしているからという理由で始めました。

ですが、周りの状況を把握する事に少し時間がかかる特性を持っているため、いつも周りから置いてけぼり。チームでゲームをするスポーツな為、いつもチームメイトからは文句を言われています。

時にはコーチからも叱られる事も。。。

コーチも本人の特性を理解してくれていますが、ついその状況から叱ってしまう事もあるようです。

お母さんも、そんな話や状況を見るとついつい本人に怒りをぶつけてしまう事もあります。


お母さんもとても本人を理解してくれており友達から意地悪をされた時は一緒に悪口を言ったらい等、本人の気持ちに共感をしてくれているようでした。ですが中々お母さんも「これであっているのかどうか。。。」と悩んでおられました。


私は「お母さん、さすがですね!共感することはとても大切です。〇〇君も嬉しいと思います。さらにネガティブな感情の共感よりもポジティブな捉え方を本人に身につけてほしいのなら、違う共感の言葉もありますよ!」


お母さん「?」

「将来的な事を考えるとお母さんがいなくなっても自立して強く生きていけるように、嫌なことがあっても受け流す思考などがあります。

実際に、受け流すって大人でも難しいです。なので直ぐにできなくてもいいので今はお母さんと(相手にしない受け流す)考え方を練習してみてはどうですか?


・はいはいまた僕の事を言っているね!かわいそうだね!

・確かにそうだね!僕ってそうだね。君は?


など悪口を一緒にいうより、相手への受け止め方を少し練習してみてもいいかもです!」


お母さん 「確かにそうですね!今までは悪口を一緒に言って、うちの子をカバっていたように思います。ですがこれからは自分でも乗り越えられるように練習していかないとだめですね。でもついつい叱ってしまう事もあるんです。。。」


「大丈夫ですよ!私も小学3年の娘がいますが、育児って本当に難しいですよね。つい親目線で言ってしまったり、親の願望を無意識に伝えようとしてしまう事もあります。

数年前に私も結構悩んでいて、もう私の正直な気持ちと本人の気持ちを言ってもらおうと思い娘に言った言葉があります。ぜひお母さんも本人に伝えられそうだったら言ってみてください。」


お母さん「なんですか?」


「はい!それは、【お父さんも子供は昔一回経験している。だからあなたの気持ちは凄くわかるよ!でも、お父さんは親は初めてなのよ。だからお父さんが間違っている事も全然あると思う。だから間違っていると思ったら言ってくれる?】と伝えました。

すると娘は「うん分かった!」といい、それ以来時おり私に自分の意見を言ってくれるようになり、お互いが学びのきっかけになったりしています。」


お母さん「なんか私が今、目に涙が溜まっています。。。本当にそうですね。。。有難うございます。」


その後もお母さんと少し話してフィードバックは終わりました。

フィードバックの時間を使ってお母さんたちのお話も聞かせてください😌



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