ワーキングメモリー.

小学2年生の女の子の作品です!

彼女はワーキングメモリーの数値が発達検査の結果、低いと診断されているお子様です。

学校でも困難な場面が多く、同時に複数の支持を理解し行動する事が難しい傾向にあります。

絵画教室では、テーマと見本を黒板に書いたり貼ったりして提示するなど視覚ツールを使い、彼女に接しています。

彼女の特徴は頭の中でイメージして表現する事が苦手です。それは絵でも共通しており、具体物を頭の中でイメージして描く事が難しく、形として表現するより同じ色で表現したり、それは大体この辺に描こうかな。など感覚で描く事があります。

はじめの頃は、私に確認をする質問が多かったり(先生!これでいいですか?等)、そもそもテーマを忘れて違う絵を描いてしまったりしていました。

本人のとる行動を褒める。

違う物を描いても、(先生、これでいいですか?)と聞いてきても、私は彼女の自己決定を尊重するように接してきました。

違う物でも、(すごいね!!たくさん描いているね!!先生は〇〇さんのような思いっきりのある絵は好きだよ!)(自分の思うように自由に描いていいよ!先生はこんな風に描いてみるね!)等、彼女の行動を否定すると、そもそも表現できなくなるのではと考え、行動を肯定してきました。


普段の支援の効果もあり、絵画教室でも変化が現れてきました!

この桜の木を描いた日の彼女は、もう自己決定スキルが身についており質問をする事がなく、(先生みて!こんなふうに描くとおもしろいよ!)など私に教えてくれる場面が沢山ありました。

忘れた時は友達に聞けたり、うまく画材を使えない時は友達に教えてもらっていました!

そして、何よりこの日のテーマを忘れる事なく頭の中で覚えており最後まで桜の景色を自分の想像した通りに描いてくれました。

絵の質問をすると自分の世界を作って描いており、太陽が沈む瞬間の空と、青空を描いた!と教えてくれました。

1年生の時はテーマに沿って描く事が難しかった彼女。2年生になり覚えられる指示や覚えやすい話題等が増え、少しづつ自信を持ててきています。

この日の授業の終わりに、お母様から聞きました。

(この子は絵を描く事が好きになったんです。家でも1人で描いている時があります。)と。

私も自信に繋がりました。






Yuno art-therapy-class

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