光と陰
小学3年生の女の子の作品
パネルに描いた絵がこのように完成しました!
パネルに描く事が初めてで、本人もいつもより楽しそうに絵を描いていました。
周りの友達は、人や動物を描いている中で彼女だけフードを被り顔を隠すようにして黙々と静かに筆を走らせていました。
色はゴールドと黒
彼女はゴールドが好きで、授業中私のところに来て、周りに聞こえないような小さい声で(ゴールドください)と言ってくれます。
子供の絵には今の精神状態がでることもあります。
彼女の絵にも対象的な二つの色が表現されています。
この場合、子供によっては表向きの外での自分と、家での普段の自分を表現するように(頑張っている自分)(本当の自分)のような意味合いで対象的な色で描く事があります。
場所にも意味合いがあり、右は外側へ向けた無意識が。左側は内側に向けた無意識がでます。
右側にゴールドがあるため、もしかしたら学校では周りに合わせようとしている飾っている自分を表現したのか。または周りから目立ちたいという自分を表現したのか。 などの意味合いで読み取る事が出来ますが、どちらにしても少し外の世界で無理をしているように思えます。
それは黒が内側にあるからです。
細かな場所にも意味合いがあり、右下は(仕事。家。)などのカテゴリーに入るため子供の場合は学校になる事があります。そして、左上は(考え。思考)等です。
黒は(白と表裏一体)と言われています。
なので暗いイメージだけではありませんが、精神状態等は、何か深く考えている事。悩んでいる事がありそうです。
絵を通して、少しづつ彼女の本音を言語化できるようにしていきたい。
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