どんな風に伝わるの?
小学2年生にアート作品です!
テーマは『自分の伝えたい事がどの様に伝わるのか可視化してみよう!』です!
人には声を見ることは出来ませんが、声を何かに例えて表現することは出来ます。
そこで糸電話の糸を使い、電話で話す場面に例えて自分の決めた相手にいつもどの様に伝わっているのかを表現してもらいました。
はじめに描いたのは紙コップの柄です。
彼女が自由に色を選んで描く模様は2色の色が対照的な色で描く事が多いです。
この様な場合、子供自身がしっかりしないといけない自分と甘えたい自分とで葛藤していたり、実際に切り替えていたりしている子もいます。
一つの仮説を立てながらお子様に接する事で絵の意味を読み取り、共感する事で本人が安心できる空間として自由に表現できればと思います。
彼女は絵で表現は出来ますが言葉では、まだ難しい時が多いです。
おそらく彼女の電話の相手はお母さん。
下の子のお世話をしっかり見てくれる反面お母さんに甘えたい気持ちが、糸で表現されたのではと思います。
まるで『こんな風に言ったらお母さん迷惑かな』『なんで私にはかまってくれないの』『もっとお母さんとお話ししたいのに』など自分の中のモヤモヤがグルグルクネクネした線になったのだと思います。周りの空間も途中までしか描いていませんが、赤色で包み込み2人だけの時間を作っている様にも見えます。赤は(愛情)の意味も持っています。彼女のお母さんに対する愛情を見る事が出来た様な気がします:)
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